「子供が生まれてママがかまってくれなくなった」
「仕事も忙しくて育児の時間がとれない」
「育児をしたいけど正しい方法が分からず実践できない」
この記事を読んでくださっている読者の皆さんはこのような悩みを抱えている方が多いのではないでしょうか?
本記事を執筆している、「ぽてとと」と申します。
私も今年の春(2023年)一児の父親になったばかりの新米パパです。
30代半ばになり、私の周りでもほぼ結婚して、新米パパになったばかりの同期や後輩が本当に増え、分からない事ばかりでお互い相談する事が本当に増えてきました。
本記事では最初に記述したような半年前の私も抱えていた悩みを抱えてらっしゃる新米パパの皆さんにやるべきこと、意識すべきことを解説していきます。
新米パパが育児の仕方が分からず育児ができなくなる理由
新米パパが育児の仕方が分からないと悩んでしまう理由は大きく3つあります。
周りに頼ろうと思ってもそもそも育児に積極的に関わっている人が少なく経験談やアドバイスが聞けない。
平成から令和へと時代が移り変わり、今でこそ夫婦共働きが当たり前となってきましたが、昭和より以前は「男性が外に出て稼ぎ、女性が家を守る」という考えが当たり前だったので、育児経験者の親や会社の上司などに聞きたくても、本人たちが経験している場合が少ないため先輩達にアドバイスをもらえないパターンがよくあります。
前述では夫婦共働きは当たり前と記述しましたが、それでも未就学児をもつ子育て世代の家事・育児関連時間(週全体における1日当たりの平均時間)について、男女の差は5時間20分もあり、日本ではまだまだこの差が埋まっていないのです。
家事も奥さんに任せきりだったので、育児など尚更できる自信がない
上記の家事育児参画状況実態調査にもある通り、育児どころか家事もまだまだママ頼りで、料理も掃除も洗濯もできないのに、我が子を扱う育児なんて正しい方法もわからず、できるわけないと自信を持てないパパが沢山います。
父親になった実感があまり無く、子供とどう接したらいいのかわからない。
出産をするわけでもなく、子供が生まれて父親になったという事実があっても最初は実感がわきにくいかもしれません。いざ育児をしようとしても、子供をどうあやしたらいいか、どう接していいかなどがわからず、コミュニケーションに困る新米パパさんも少なくありません。
ここでの結論は男性が育児の仕方を経験者に聞こうと思っても、まだまだ日本では聞きにくい環境にありますが、分からない、聞けないからと立ち止まらずネット情報や書籍を使い、「自ら学ぶ姿勢を持つこと」が一番の解決方法になります。
私のおすすめの書籍は下記のリンクにある「最新!初めての育児新百科」です。新生児期から細かにやるべきこと、準備するものなどが明記されているため、わかりやすく読みやすい一冊になっています。
仕事が忙しくて育児の時間がとれない
毎日仕事で疲れて帰ってきて、その上育児までって…自分の趣味の時間も欲しいし時間取りたくても取れないよ…
これも誰しもが抱える悩みですよね。
自分の趣味の時間と子供との時間どちらが大事ですか?
最近流行りのキャンプや釣り、筋トレや社会人野球などのスポーツ、ゲームにパチンコや麻雀などのギャンブルなど仕事の後、自分の趣味を楽しむ時間って本当に大事なリラックスの時間ですよね。
でも、子供が生まれた以上、今まで費やしてきた時間ほど趣味に時間を割くことはできません。赤ちゃんは生まれた瞬間から親を見ています。自分にどれだけ声を掛けてくれているか、触ってくれるかを感じています。
趣味を楽しむ時間が欲しいでしょうが、隣で頑張って育児をしているママを見てください。趣味の時間を楽しんでいるでしょうか?
ママもパパと同じように一人の人間です。同じように趣味を楽しむ時間も癒しのひと時も欲しいのです。
本当に娯楽の感情が我慢できなくなったときはそんな風に考えてみてください。一人の大人なら「ママも一生懸命頑張ってるんだ。休ませてあげよう。」という気持ちになるのではないでしょうか?
私も筋トレが趣味なのですが、仕事終わりにジムに行きたいときは、子供のお世話をして、寝付いた後、奥さんも一息ついているわずかな時間だけ行くようにしています。
大事なのは、育児に参加し、趣味を楽しむのなら育児に支障が出ない程度に楽しむような工夫をすることが一番お互いにとってストレスフリーなのです。
産後パパ育休制度を取得して育児の時間を作る最大限の努力をしよう。
「時間を作る努力」…口では簡単に言えますが、仕事をしている以上、自分主体では動けないため思うように時間が取れないのも事実ですよね。
しかし、合理的に時間を作る最大の方法が一つあります。それが「育休を取る事」です。育休といっても働いていた奥さんが1~3年とるような長期休暇ではなく、子が産まれて8週間以内の間に、4週間分育休を法的に取ることが出来る育休が存在します。
それが改正育児・介護休業法により2022年10月より施行された「産後パパ育休(出生時育児休業)https://www.mhlw.go.jp/content/11911000/000977791.pdf」です。
上述した通り、この制度は法改正により施行された育休ですので、企業には、育児休業を取得しやすい雇用環境整備が義務づけられます。ですので、「取得する」意向を企業に伝えた以上、企業側は拒む事は許されないのです。
新米パパの最初の大きな仕事はこの「産後パパ育休」を取得することですが、一つ落とし穴があるとすれば施行されたのがつい最近であるため、この制度を知らない、育休を男性も取れるなど思ってないなど取得の意向を企業に伝えない限り、事は前に進まないことが気を付けるべきポイントになります。
子供が生まれてママがかまってくれない
出産前まではすごく仲良かったし喧嘩することもあまり無かったのに、子供が生まれた途端、奥さんの目が自分に向かなくなった…(泣)と嘆くパパは私の周りでも本当に多いです。
私も最初はそうでしたし、あなただけではないので安心してくださいね。
ここでの結論を先に言います。ママも育児に一生懸命で時間も余裕もないのだから、ママともコミュニケーションがとりたければパパが育児の時間を増やし、二人の時間を作ればいいのです。
では、ママがかまってくれなくなる要因をお答えしていきます。
ママが「母」になったという事
これが一番大きな要因と言えます。ママは約10か月もの間、お腹の中で赤ちゃんを育て、お腹を痛め、生死を分かつ「出産」を行い母になっています。
女性には必ず母になるためのステップがありますが、男性は父になるんだという意識を事前にしっかり持っていないと女性のように親になりきれない方がいるのが事実です。
育児に消極的なパパに落胆している
ママは母親や友達、テレビやネットなど様々な所から育児に関する情報を得て、必死に育児していますが、「育児の仕方がわからない」「育児の時間がとれない」など悩むだけで解決しようとせずに立ちすくんで自ら前に進もうとしないパパに落胆してパパへの興味が薄れてしまっているかも知れません。
育児が忙しすぎてママ自身に時間がない
自分がお腹を痛めて生んだ我が子をママは必死になって、自分自身も分からないながらも育児をして「自分の事も構ってほしい」と嘆いているパパに構っている余裕は一ミリもありません。
では、どうすればママに興味をもってもらえるか?構ってもらえるか?
それはパパ自身も育児をしてママの時間を作ってあげるしかないのです。パパも育児をすることでママに時間も心の余裕も生まれ、感謝すると共にパパに対する興味も再度沸いてくることでしょう。
パパがこのことに気づいていない、もしくは気づいているのに行動しない場合は家庭崩壊の引き金にもなりかねません。
上記の表の離婚理由の中にもTOP10の中の8位に「家庭をかえりみない」がランクインしています。ママが一生懸命育児を頑張っているのにパパが育児に消極的であると「家庭を大事にしてくれない」という思いからここに繋がってもなんら不思議ではありません。
大事なのは「自分がもしママの立場だったら…」と自分に置き換えてあげる事。そうすれば自然と体が動き、お子さんとのコミュニケーションも沢山取れるようになり、ママもお子さんもパパ大好き!という最高の状態になるはずです。
まとめ ~新米パパが直面する問題の解決方法~
いかがでしょうか?今回は「育児の仕方、時間の取り方が分からない」そんな新米パパの皆さんに向けて記事をまとめました。
・最初は分からなくて当たり前。大事なのはネット情報や書籍を使い、「自ら学ぶ姿勢を持つ事」
・育児の時間を確保する為に「産後パパ育休(出生時育児休業)」を取得するよう会社に申請する事
・自分がママの立場だったら…と自らを置き換えて、二人で育児をし、ママにも心身的な余裕を持ってもらえる状況づくりをする事
誰しもわからないことだらけなのはママもパパも同じです。お互いに助け合いながら育児をすることで自然とお子さんとのコミュニケーションが増え、お子さんからもママからも信頼され愛されるパパになれるはずです。
私も日々勉強しながら、実践中です。一緒に最高のパパを目指しましょう。
この記事が少しでもあなたの役に立ち、明るい家庭づくりの手助けになれば幸いです。
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